ファイヤーキング(Fire King)とは、現在も存続するアメリカのガラス製品メーカー「アンカーホッキング社」が1942年から〜1976年代にかけて製造していた耐熱ガラス食器のブランド名です。
Fire Kingは「炎の王様」という意味だけあって、そのままでも電子レンジやオーブンにかけられる耐熱性と機能性が魅力で、その他にも豊富に揃うカラーや、デザインのバリエーションから、当時は絶大な人気を誇り、家庭やレストランで広く親しまれていました。
当時はスーパーマッケット等でごく普通に販売せれていた食器ですが、製造終了から30年以上経過した現在では、飾るだけのコレクションではなく、実用できるアンティークとしてコレクションされてる方も多くいらっしゃいます。
ファイヤーキング最大の魅力は、何と言っても「古き良き時代のアメリカを思わせる風合いが楽しめること。」
現在の厳しい品質管理ではあり得ない、いびつな形状、厚みの違い、刻印(バックスタンプ)の薄さなどなどは、溶解したガラス原料を流し込んで成型する「金型」の摩り減り具合によるもので、新しい金型ほど「縁が薄い・刻印はハッキリ」、逆に古い金型ほど「縁は厚い・刻印は薄い」となっています。
また、ジェダイ(翡翠色=ジェード)によく見られる「色ムラ」も、風合いのひとつ。
※代表的な状態を「特長について」でご説明をしておりますので、ご参照ください。
どこをとってもヨーロッパ製の繊細なアンティークとは異なった、アメリカらしい「おおらか」で「丈夫」「使いやすさ」が人気のファイヤーキングなのです。
アメリカで耐熱ガラス(オーブングラス)の普及が始まったのが1910年代の初め頃だと言われています。その頃から、ジャネット社、マッキー社、コーニング社(パイレックスシリーズが有名です)etc・・・・
様々なガラスメーカーにより耐熱食器は作られてきましたが、その中でもファイヤーキングは実用的で美しく、人気ナンバー1でした。
|